校長挨拶

「人と人とをつなぎ、未来をつなぐ工業高校」を目指して!

                              

 沖縄県立宮古工業高等学校は、昭和43年に琉球政府立宮古産業技術学校として開校し、工業に関する学科、自動車機械システム科、電気情報科及び家庭に関する学科、生活情報科を設置する専門高校で、平成29年度に50周年を迎えた歴史と輝かしい伝統を持つ学校です。

 本校は、宮古地区はもとより県内外産業界を支えることのできる人材、そして社会に貢献できる「将来のスペシャリスト」を育成することを教育目標に掲げています。校訓である「敬愛・自主・創造」のもと、これまでに卒業生7143名が巣立ち、宮古島内はじめ県内外の各分野において活躍しています。近年の卒業生は、高校生活で取得した各種資格を存分に生かし県内外の企業への就職にとどまらず、さらなる専門知識・技術の習得に臨むため、大学や専門学校等へ進学した生徒も数多くいます。

 本校では、学んだ知識や技術を活用し、ものづくりを通して地域に貢献する取り組みを推進しており、宮古島まもる君の修繕や保育園のおもちゃの修理、宮古織りを用いた小物製作など、宮古島唯一の工業高校ならではの取り組みは、地域から高い評価を頂いています。生徒たちは、活動を通して宮工生としてのプライドを持ち、将来の夢実現に向けて資格取得や各種コンテスト・競技大会への参加、部活動など充実した高校生活を送っています。

「人と人とをつなぎ、未来をつなぐ工業高校」を目指して、生徒と職員、保護者や地域との繋がりを大切にし、連携強化に努めながら、生徒の未来の夢実現へつなぐ支援を行うことはもちろん、学習活動や特色ある教育課程の充実を図っていきます。すべての教育活動を通して、生徒一人一人の個性を尊重し、伸長させる取り組みを実践することで、全生徒が「宮古工業高校に入学して良かった。」と思う学校となるよう全職員、全力で取り組んで参ります。

令和64月      

沖縄県立宮古工業高等学校

校 長  真喜屋 強史